○ 交流会で耳にした、リアルな婚活事情

先日、新宿区で開催された婚活カウンセラー同士の交流会に参加した際、とても印象深い話を耳にしました。その方は、結婚相談所で多くの婚活者を見てきた経験を持ち、さまざまな年代の方がどのように活動しているかを熟知していました。そこで語られた内容は、ネットでは見つからない、生の声だからこそ説得力がありました。

「婚活で試すべきことは、年齢によって違う」という言葉が特に心に残りました。

○ 変わるべきは“やり方”なのに、変えない人たち

しかし現実には、多くの方が昔の成功体験にとらわれてしまい、年齢を重ねても過去と同じスタイルで婚活を続けているとのことです。たとえば、20代の頃にうまくいったアプローチを、40代になっても同じように繰り返す方は少なくありません。しかも、年齢を重ねるごとに相手に求める条件も増えていくため、結果として婚活はどんどん難しくなっていきます。

それでも「自分のやり方に問題はない」と思い込んでしまう人ほど、出会いのチャンスを狭めてしまうのです。

○ 結婚相談所で増える“要望疲れ”の正体

結婚相談所では、候補者のプロフィールが数多く提示されます。それにより、自然な出会いでは考えられないほど多くのチャンスが手に入るのです。しかしその一方で、「もっと良い人がいるかもしれない」との思いから、理想を追いすぎてしまうケースが後を絶ちません。

中には、実際にお見合いをしたお相手に対して「雑草みたいな人だった」と口にする人までいます。しかし、雑草かどうかを判断しているのは自分自身にすぎません。その主観が、せっかくのご縁を遠ざけているのです。

「ろくな人がいない」と嘆いている方もいますが、その“ろくな人”の定義は、果たして現実的なのでしょうか？　一歩引いて、自分自身の立ち位置を見つめ直すことが大切です。

○年齢に合った、身の丈の婚活こそ成功のカギ

婚活においては、自分に合った方法を柔軟に取り入れることが何よりも重要です。今の年齢に合ったアプローチを取り入れ、条件よりも“人柄”や“相性”を重視する姿勢に切り替えるだけで、出会いの質は一気に変わっていきます。

「なぜ婚活がうまくいかないのか」と悩んでいる方にこそ、今日お伝えした交流会での学びは、貴重な気づきになるはずです。この視点は、他ではなかなか聞けない“現場の声”です。

これから婚活を始めようと考えている皆さんも、まずはご自身の価値観と現状を照らし合わせてみてはいかがでしょうか？ 視点を少し変えるだけで、未来は大きく変わるのです。

(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です！
今日よりも若い日は有りませんからね。

#IBJ婚