【成婚白書2024】婚活習慣化で成婚へ!データに基づく“動き続けた人”の行動習慣とは?


今回も、成婚白書2024の中から、婚活で気になる箇所について、深堀りをしてみます。
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf
1:活動期間が短くても成婚できる人の特徴(P15)
成婚白書2024によると、初婚の成婚者の在籍期間は「約9ヶ月」、交際期間は「約4ヶ月」と非常に短い期間で意思決定しています。これは、一般的な平均交際期間約4.3年と比較しても、約1/12のスピードです。再婚者では、交際期間がさらに約20日短く、活動期間も約1ヶ月短縮されています。
婚活カウンセラーとして見たとき、この「短期間成婚」の背景には、「自分の価値観や希望条件が明確な人ほど、迷いが少なく行動が早い」という傾向があります。最初から理想を固めすぎず、出会いの中で柔軟に修正できる人こそ、早期にご縁をつかみやすいです。
2:年齢と在籍期間の違いが明暗を分ける(P16)
成婚者は、退会者(非成婚者)に比べ、「男女ともに平均で3~4歳若い」傾向があります。さらに、成婚者の在籍期間は「約5ヶ月短く」、活動を開始してから結果が出るまでのスピードにも違いが出ています。
このデータから、婚活を後回しにするほど、チャンスが減ることが分かります。年齢が上がると、それだけ相手からの申込みやマッチングの選択肢が狭まっていきます。結婚したいと思った「その時」が、最も若く、最も可能性が高い瞬間です。行動は、思い立ったときが勝負です。
3:申込み件数の違いがチャンスの差に直結(P16)
成婚者の申込数は、「男性で+21件、女性で+14件」と、退会者よりも格段に多くなっています。また、男性の申込数は女性の約2倍ですが、申受数はその逆で、女性のほうが多くの申受を受け取っています。
男性は、自ら積極的に申し込むことで出会いの幅を広げています。一方、女性は受け身になりやすい傾向がありますが、「選ばれる側」ではなく「選ぶ側」として動く女性の方が、成婚につながりやすいのです。数をこなすことが目的ではありませんが、「行動の量」が「質」を生み出す結果にも直結します。
4:お見合いの数が結婚の鍵を握る(P16)
お見合いの件数においても、成婚者は退会者に比べて、「男性で約4倍、女性で約2.5倍」多く実施しています。この差は、単に数の違いだけでなく、出会いを重ねる中で「自分に合う人」を具体的に把握できたことが、成婚へと繋がったことを示しています。
婚活の初期段階では、理想像が曖昧な人も多く見受けられます。しかし、実際に多くの人と会ってみることで、「条件では見えない価値観や相性が体感できる」ようになります。その積み重ねこそが、自分に合った結婚相手と出会うためのプロセスです。
5:交際移行率が高い人の共通点とは(P17)
「交際移行率」とは、お見合いをした中でプレ交際に進んだ割合を指します。交際移行率が高いということは、「短い期間で相手との相性を見極める力がある」こと、そして第一印象や受け答えなど、出会いの場での印象が良好であることを意味しています。
交際に進まないケースは、プロフィールや会話内容、外見的な清潔感など、初対面の段階で課題があることも多いです。逆に、少ないお見合いでも交際へ発展する人は、自分自身の「見せ方」や「伝え方」が洗練されており、婚活の質が高いといえます。
6:複数交際の活用が成婚のカギに(P17)
IBJでは、プレ交際期間中に複数人との交際が可能です。これにより、比較検討ができるだけでなく、「本当に自分が大切にしたい条件」が明確になりやすくなります。成婚者はこの制度を上手に活用し、「納得感の高い意思決定」をしています。
複数交際に対して「誠実でないのでは?」と感じる方もいらっしゃいますが、婚活では極めて一般的な考え方です。カウンセラーの立場から見ると、むしろ、比較を通じて自分にとっての最適解を見つけた方が、「交際後・結婚後の満足度が高くなる傾向にある」と感じます。
【まとめ】「動き続けた人」が結婚をつかんでいる
成婚白書2024に示されたデータは、「たくさん動いた人ほど結婚に近づいている」というシンプルな真実を物語っています。やる気や理想だけではなく、実際の行動量や判断スピードが結果を左右しています。完璧な準備よりも、まず一歩踏み出すこと。その積み重ねが、ご縁を引き寄せる力となります。
(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です!
今日よりも若い日は有りませんからね。
#IBJ婚