今回も、成婚白書2024の中から、婚活で気になる箇所について、深堀りをしてみます。
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf

○ 成婚に年齢は関係あるのか？

「結婚したい」という気持ちがあっても、忙しさや不安から、婚活を始めるタイミングを逃してしまう人は少なくありません。「いつから始めればいいのか？」という問いに対して、成婚白書の年齢データは明確な答えを示しています。調査によれば、男性は30代、特に30～34歳が最も成婚率が高く、約半数が成婚に至っています。女性は20代～30代前半の成婚率が高く、35歳を超えると急激に低下する傾向が見られます。婚活は年齢が若いうちほどチャンスが多く、スムーズに進みやすいことが、このデータからはっきりとわかります。年齢を重ねるごとに出会いの機会が限られていくため、「そのうち始めよう」では、理想の相手と出会う可能性を自ら狭めてしまう結果にもなりかねません。婚活を始めるベストな時期は「今」なのです。

○ 年齢差・年収との関係から見える現実

年齢は婚活において大きな影響を与える要素ですが、それに付随する「年齢差」と「年収」との関係も見逃せません。成婚白書のデータによると、男性は年齢が上がるにつれて、お相手との年齢差が大きくなる傾向があります。30代では「-1～+3歳」の年齢差が中心でしたが、40代では「-4～-6歳」が一般的です。つまり、年齢が高いほど、より若い相手を求める傾向が強くなっています。さらに、年収との相関も存在し、収入が高い男性ほど相手との年齢差が広がる傾向にあります。たとえば年収1,000万円未満の男性は、平均して「+4歳」年下の女性と成婚していると報告されています。しかし注目すべきは、年収が高くても年齢による成婚率の低下は避けられないという点です。30代前半の年収800万円男性と、40代前半で同じ年収の男性とでは、成婚率に12ポイントもの差が出ています。つまり「年収があれば大丈夫」とは限らず、年齢の影響はそれ以上に大きいのです。このように、婚活における現実は、理想とズレる部分も多く、データを踏まえて柔軟な考え方が求められます。

○ 女性も「年齢」を意識すべき理由

婚活では、男性に比べて女性の方が年齢の影響を受けやすい傾向があります。成婚白書では、20代女性の成婚率は非常に高く、最も高い層では70％、最も低い層でも45％と、全体的に高水準です。しかし30代前半になると、成婚率は36～59％とやや下降し、35歳を過ぎると一気に厳しくなる傾向が見られます。特に注目すべきは、「年収と成婚率」の関係において、女性の場合は年収の高低が成婚率にほとんど影響していないという点です。それよりも年齢の方が、成婚率を左右する重要な指標になっています。また、年収を公開している女性の方が、非公開の女性よりも成婚率が約2倍高く、申込数や申受数も圧倒的に多いことが報告されています。これは、情報をオープンにする姿勢が安心感を与え、信頼を築くきっかけになるからです。つまり、婚活においては「見せ方」も戦略のひとつであり、同じ年齢・同じ収入でも、情報を開示しているだけで結果が変わる可能性があるということです。女性も「年齢はまだ間に合う」と油断せず、少しでも早く行動に移すことで、理想の未来に近づくことができます。

○ 迷っているなら、今がその時

「もう少し落ち着いたら始めよう」「理想の相手が現れてから動き出そう」— そんなふうに考えているうちに、あっという間に数年が過ぎてしまったという人は少なくありません。成婚白書が示すように、年齢が上がれば上がるほど婚活の成功率は下がり、活動に必要な時間や労力も増していきます。結婚を本気で考えているなら、準備が整うのを待つより、まず一歩を踏み出すことが何よりも大切です。特に新宿区のように婚活サービスが豊富で出会いの機会が多いエリアでは、早期の行動が成功を呼び込みやすくなります。「婚活は若いうちが有利」という現実を直視し、今日からでも行動を始めてみてください。未来の幸せは、今の決断にかかっています。結婚を望むあなたにとって、今この瞬間が最高のスタートタイミングです。

(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です！
今日よりも若い日は有りませんからね。

#IBJ婚