【婚活と受験の共通点】新宿区で出会った塾講師の言葉が背中を押してくれた日


○ 新宿区の交流会で出会った、受験のプロから学んだ“行動のタイミング”
先日、新宿区で開催された交流会に参加した際、ある進学塾の講師の方とご一緒しました。失礼ながら、単なる塾講師程度に思っていたのですが、実は深い想いがある、素敵な人でした。
彼は、大学受験や高校受験を目指す生徒たちを日々指導している方です。会話の中で、彼がこんな話をしてくれました。
「高校3年生の夏には、本来は試験範囲を終えて、過去問演習などの仕上げに取りかかるべきです。しかしながら、実際にはその夏になってから“そろそろ受験の準備を始めよう”と塾に来る生徒が多いです」
この言葉を聞いた瞬間、私は婚活の現場で感じていることと驚くほど一致していると感じました。婚活もまた、「そろそろ始めよう」と思った時点で、すでにある程度の準備が終わっていることが理想です。しかし実際には、その時点でようやく動き出す方が多く、結果として出会いの選択肢が限られてしまうことがあります。
この講師の話はたった15分ほどでしたが、私にとって非常に大きな気づきを与えてくれるものとなりました。
○ 「もっと早ければ違った結果になったのに」と思う瞬間
この講師は、「高校3年生の夏には、大学入試の内容は終わっているのが理想です。でも、その時期からやっと受験を意識して塾に来るケースが多くて……」と、静かに語ってくれました。
この言葉は、まさに婚活の相談現場でも繰り返し感じている感覚と重なります。
「もっと早く来ていただけたら、よりご希望に沿った出会いをつくれたのに」 ─ これは、私が何度となく思ってきたことです。たとえば、30代前半であれば出会える可能性が高かった方でも、40代に入ってからの婚活となると、条件によっては大幅に選択肢が狭まってしまうのが現実です。
婚活は、「思い立った時に始めればいい」という性質のものではなく、事前の準備と行動力が結果を左右します。講師の方が話していた受験のタイミングのズレが結果に直結するのと同じように、婚活でも「始める時期」が、その後の人生のパートナー選びに大きな影響を与えます。
また、講師の方は、「高校入試を教える講師は、高校入学後のことを考えていない場合が多い」とも話してくれました。つまり、目先の“合格”が目的となり、その先の学校生活や進路、人生設計までは見据えていないというのです。
私はこの言葉に、強く共感しました。
○ 結婚生活まで見据えたサポート、それが私のこだわり
婚活においても、「成婚」が最終目的になってしまっている結婚相談所が多く見られます。たしかに成婚は大きな節目ですし、目標として明確です。しかし、その先にある結婚生活こそが、本当に向き合うべき本質だと私は考えています。
たとえば、どのような家庭を築きたいのか、子どものこと、仕事とのバランス、将来の介護やお金のこと……。結婚後に直面する課題は多岐にわたります。それらを見据えずに成婚に至った場合、思わぬズレや違和感が、後々の夫婦関係に影響を与えることもあります。
私がサポートする際には、「このお二人が、成婚したあとも穏やかに暮らせる関係かどうか」を意識しながらサポートを行っています。単に条件が合っているだけではなく、価値観や生活観、未来への展望まで擦り合わせができているかどうか。そこまで踏み込んで支援を行うことが、他とは異なる私の支援スタンスです。
講師の方が「入試の合格だけを見ていてはダメ」と感じているように、私もまた「結婚をゴールにしてはいけない」と感じています。
○ 始めるのが早いほど、出会いの質も未来の選択肢も変わってくる
今回、進学塾の講師の方と交わした何気ない会話から得た学びは、婚活カウンセラーとしての自分自身の姿勢を再確認させてくれるものでした。
「もっと早く来てくれていたら」 ─ そう思ってしまう方が増える一方で、今もなお「そのうち始めればいい」と動けずにいる方も少なくありません。しかし、時間は待ってくれません。行動を先延ばしにすればするほど、選択肢は減っていきます。
一方で、行動を早めに起こした方は、比較的余裕を持ってお相手探しができ、気持ちにもゆとりを持って交際を進めていける傾向があります。結果として、成婚までの流れもスムーズで、その後の結婚生活にも前向きな気持ちで進めている方が多く見受けられます。
婚活も受験と同じく、「準備が整ってから始める」のではなく、「始めるために準備する」ことが必要なのです。そして、そのスタートを切るタイミングは、“思い立った今”が最適です。
私は、婚活を始める方に、未来の人生設計まで見据えたサポートを提供しています。成婚の先にある「幸せな生活」まで考えた婚活を、一緒に歩んでみませんか?
(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です!
今日よりも若い日は有りませんからね。
#IBJ婚