「一人が好き」と「一人ぼっちが好き」─ 似て非なる孤独と向き合う時


昨日の、<誰とも話さない一週間 ─ 独身者が見落としがちな「言葉の価値」>を踏まえた、続編です。
○ 「一人が好き。でも一人ぼっちは嫌らしいよ」
婚活カウンセラーとして活動している中で、ある方との会話で、こんな一言が印象に残りました。
「“一人が好き”って言ってる人、よく会うけど、“一人ぼっちは嫌らしいよ”」って、その方が深堀りして聞いてみると、こんな結論になるそうです。
その方は他人をよく観察しているタイプで、多くの独身者と接してきた中で気づいたことだと話してくれました。言われてみれば、確かに「一人が好き」と語る人はいても、「一人ぼっちが好き」と言う人は会ったことがありません。
この言葉には、見過ごされがちな孤独の本質が含まれているように感じました。
○「一人が好き」の裏にあるもの
婚活カウンセラーとして日々多くの方と向き合ってきた中で、「私は一人が好きなので、結婚はしません」と言う方にたびたび出会います。もちろん、自分の時間を大切にするライフスタイルは尊重されるべきです。
しかし、問題は「それが本心なのかどうか」です。本人は「一人が好き」と口にしていても、ふとした瞬間に「でも寂しくなることもあるんですよね」と漏らす人は居ます。それを漏らさないまでも、内心ではそう思っている独身者は、多いです。
その言葉には、誰にも見せない孤独や不安がにじんでいます。
○「一人ぼっちが好き」と言う人はいない
私自身、これまで数百人以上の独身者と話してきましたが、「一人ぼっちが好き」と真顔で語った人に出会ったことは一度もありません。
「一人が好き」という言葉は、もしかすると“結婚しない理由”を自分自身に納得させるための言葉かもしれません。結婚への不安や過去の経験から、“一人でいること”を選んでいる方もいます。
でも、もしその選択が「誰とも関わらない方が楽だから」という理由だけだったとしたら、それは老後に“誰にも気づかれない生活”を呼び寄せてしまう危険性を持っています。
○「一人が好き」の先にある未来を想像する
結婚を考える上で、誰かと一緒に生きることに対して慎重になる気持ちはよくわかります。しかし、「一人が好き」と言うその背景に、「一人ぼっちは嫌」という本音が隠れているかもしれません。
だからこそ、婚活は“誰かと無理に一緒になること”ではなく、“将来の孤独を避けるための選択肢を広げる行動”、つまりは“人間らしさ”を見つけること、として捉えてみてはいかがでしょうか?
婚活カウンセラーとして活動する中でも、そうした考え方に気づいた方々が、少しずつ前向きに動き始めています。「一人が好き」な自分も大切にしながら、「一人ぼっちにならない人生」への一歩を、今こそ踏み出してみませんか?
まずは、当結婚相談所の無料相談を、ご利用ください。
(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です!
今日よりも若い日は有りませんからね。
#IBJ婚