○ 保険屋さんから聞いた胸を打つ話

先日、新宿区の交流会でお会いした20代の保険屋さんから、忘れられない話を伺いました。その方は、かつてまったく違う業界で働いていましたが、人生を大きく変える出来事があったのです。親しい同級生がある日突然、医師から「余命宣告」を受けました。今も命はつながっていますが、体調が安定せず、思うように働けない日が続き、収入は不安定になりました。将来への不安は計り知れず、精神的な負担も相当なものだったそうです。その現実を間近で見た瞬間、保険の意味や価値が一気に心に響いたといいます。「もし自分が同じ立場になったら、家族や周囲に何が残せるだろうか」と考えたとき、自分が携わる仕事の在り方にも疑問を抱くようになったのです。そして、人生を支える選択肢を提供できる保険業界に飛び込み、多くの人に備えの大切さを伝える決意をされたのです。

○ 命の有限さが教えてくれるもの

その保険屋さんの言葉からは、命の重みと有限性がひしひしと伝わってきました。健康であること、仕事ができること、収入を得て生活が成り立つこと ─ 私たちは普段、それを「当たり前」と思い込みがちです。しかし、その当たり前は、ある日突然崩れることがあります。余命宣告を受けた知人の姿は、まさにその現実を突きつけるものでした。
この話を聞くと、「いつかやればいい」と先延ばしにしていたことが、どれほど儚い考えかを思い知らされます。命には限りがあり、今日できることが明日もできるとは限らないのです。だからこそ、今を大切に生きる意味が生まれます。これは、数字や統計では伝わらない、生きた言葉だからこそ心に響く真実でした。

○ 婚活ができる今は、とても恵まれている

婚活カウンセラーとして活動する私は、この話を聞いて強く考えさせられました。余命宣告を受けたその方は、健康上の理由から婚活をすることすらできません。結婚相手を探すどころか、日々を穏やかに生きるだけで精一杯の現実があります。
だからこそ、今元気に仕事ができ、自分の未来を思い描く余裕があり、婚活に取り組めるということは、実はとても恵まれていることなのです。多くの独身の方は、婚活に迷いや不安を抱えています。「いい人に出会えるだろうか」「失敗したくない」という気持ちが先立つのも当然です。しかし、そもそも“婚活をできる状態にある”ということ自体が、幸せな環境の証なのです。
私は普段、保険屋さんやFP（ファイナンシャルプランナー）の方とお話しする機会が多くありますが、保険業界にいる人たちが口を揃えて言うのは「未来は思ったよりも突然変わる」という言葉です。だからこそ、迷う時間を長くするより、行動できる今を大切にしてほしいと改めて感じました。

○ 迷うより、今を生きる選択を

「いつか婚活を始めよう」「もう少し余裕ができてから動こう」と考えている方は少なくありません。しかし、その“いつか”が訪れないこともあります。健康や環境は、思いがけないきっかけで大きく変わることがあるからです。
保険屋さんが語ってくれた出来事は、命の尊さだけでなく、今できることを先送りにしない大切さを教えてくれました。新宿区のような都市部には、婚活の選択肢が多く、効率的に出会える環境が整っています。だからこそ、動ける今を大切にしてほしいのです。婚活は、未来を豊かにするための第一歩です。
大切なのは、迷う時間を行動の時間に変えることです。未来を変えるきっかけは、待つものではなく、自分でつかみにいくものです。今この瞬間、婚活に踏み出せる環境があるなら、そのチャンスは何よりも尊いものだと感じています。

(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です！
今日よりも若い日は有りませんからね。

#IBJ婚